自然の恵みで健やかに巡る日々をぎ

よもぎのこと

よもぎは『ハーブの女王』とも呼ばれていることはご存知でしょうか?

香り高く健康や美容面に優れ、昔から万能茶として重宝されてきました。 とても繁殖力が強くいたるところで育つことができ、都会でも公園やアスファルトの隙間などでたくましく自生するパワーあふれる野草です。
キク科ヨモギ属に属する多年草植物で、春にとれる新芽は柔らかく、その芽を使ったよもぎ餅は食べたことがある方も多いと思います。

そんなよもぎは古くから、切り傷・食あたり・下痢止めなど、外用・内服を問わず利用されてきた薬草でもあり、夏にはよく茂ったよもぎの葉を刈り取って乾燥させ、臼でついて綿毛を集め、お灸の「もぐさ」としても利用されてきました。
日本で活用されてきたよもぎはお隣韓国でも重宝されており、よもぎの効能を存分に生かした「よもぎ蒸し」という民間療法は500年以上前から今日まで受け継がれてきました。

よもぎもち
よもぎのお灸

どんなよもぎがあるの?

< 日本で一般的な3種類 >

  • カズザキヨモギ(全国的に分布)
  • ニシヨモギ(本州の関東より西・九州・沖縄)
  • オオヨモギ(近畿地方より以北・北海道)

この中で、商品のひとつである野草茶やよもぎパックのよもぎはカズザキヨモギを使用しています。

よもぎよもぎ属Artemisiaはおよそ250種類。
主に北半球に広く分布し、日本にはこの代表的な3種類だけでなく30種類ものよもぎが自生していると言われています。
名前の由来は諸説ありますが、よく燃えることから「善燃草」と書いてヨモギ。四方に地下茎を伸ばして繁殖することから「四方草」と書いてヨモギ。などと読まれています。
万葉集でもすでに「蓬」が詠まれているぐらい日本人とはきってもきれない野草の一つです。

よもぎの効果

■ 造血作用

野生のよもぎには葉緑素や食物繊維が豊富で、それに含まれるクロロフィルにより造血作用が働きます。
クロロフィルの分子構造と人の血液のヘモグロビンとが酷似していることから起こる作用です。

■ 血流アップ作用

アデニン・コリン・アセチルコリンにより心臓の機能を正常に保ち、血液循環をよくする働きがあります。
また、腸内のおそうじや小腸の絨毛にからみついた有害物質を排出する作用もあります。

■ 殺菌 抗炎症作用

フラボノイドによる強い抗菌作用、ピネンによる炎症をしずめる作用があります。

■ 抗糖化作用

ポリフェノールによるAGEs(終末糖化産物)を抑制・分解する作用があるともいわれています。

■ リラックス作用

シオネールが自律神経を整え、カリオフィレンがストレスの緩和に働きかけます。
その他、10種類以上の酵素・鉄分・ミネラル・カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・ビタミンA・ビタミンB・ビタミンCなどが含まれています。

野草
野草茶

このように女性にとって素晴らしい効果があるよもぎを簡単に自宅でも活用する方法が、よもぎパックを用いたよもぎ風呂やよもぎ茶です。
よもぎ風呂に使用する際は500ml〜1リットルのお湯を沸かし、10分ほど煮出して濃いよもぎ液を作ります。お湯をはった湯舟によもぎ液を入れれば、身体の芯から温まるよもぎ風呂の完成です。

よもぎ茶に使用する際は茶葉を適量入れ熱湯を注ぎ、5分ほど待てば美味しいよもぎ茶の完成です。
kohakudoのよもぎは、よもぎ好きな店主が厳選した京都美山産の無農薬栽培のよもぎを使用しているので安心してご利用下さい。

よもぎグッズ一覧 »